雑記

変身ベルト。
男のあこがれである。
仮面ライダーごっこをしていて「崖から飛び降り大怪我」なんていうのはありがちな話。
子供は仮面ライダーを通じて大人の階段を上っていくのだ。(言い過ぎである)
しかしそこは、根性のひん曲がった小生のこと。
何を血迷ったか、20代に入ってから仮面ライダーにはまるという為体ぶり。
仮面ライダー龍騎に夢中だった当時、いい大人ながら変身ポーズをひたすら覚えていた。
もちろん今はすっかり忘れているわけだが。今更ながら、20歳をすぎた大人のやるべきことではない。


と、話がいい感じにそれたところで、ベルトの話である。
ベルトといえば、仮面ライダーでは必須アイテム。
平成ライダーでは、様々な形の変身アイテムが出てくる。
例えば、先ほど話に出た仮面ライダー龍騎で言えばカードデッキ。
仮面ライダー555では携帯電話。
仮面ライダー電王は、FeliCa(電車の王だけにSUICA
現在放送中の仮面ライダーWでは、USBメモリーである。
間に音叉(響鬼)など分けわかんないものを入れたり、やっぱりカードに戻ったりとか(ブレイド・ディケイド)
しているが、それとなく流行を半歩遅れてついてくる感じで利用している。


本来であれば、この時期に次期ライダーが発表になるのだが、
仮面ライダーWからライダーシリーズが秋スタートになったので残念な限りである。
しかも、Wのデザインが個人的に“残念な感じ”なので二重に残念だ。
さらに、役者の演技がザルすぎて(特に主役の二人が)見るに堪えないので、三重で残念(ry)
「とっとと次のライダーを始めろ、このクソ野郎!」という感じである。


つうわけで、ここで勝手に次のライダーのベルトを予想してみようと思う。
ポイントは「流行に半歩後れてついてくる」「最先端ぽい物」である。


・予想1
ネットブックを使って、twitterで変身。
PCで「変身」と打ち込むと書き込むと、人工衛星が特殊光線を発射。その力で変身。
腕にキーボードがついていて、そこで色々と武器のギミックとかを操作する。


・予想2
スマートフォン。つうかi-phone。
555フォンとディケイドのK-touchをMIXした使い方。
ライダーシリーズの携帯はj-phone時代からソフトバンク系端末が利用されているので
メディア展開がしやすいのではないかと。おもちゃだから若干別かもしれないけど…。


・予想3
いっそのこと、ベルトじゃない。
栄養ドリンクで変身。


こんな所である。
所詮は素人が適当に考えた浅知恵。
おもちゃ会社の意向とか、グッズ展開のしやすさとか、複雑な要素が絡んで決定されるわけだし。
ライダーグッズが100億円近くを売上げていることを考えると、キモであるベルトの決定は作品成功を大きく左右するわけだ。
テレビ朝日東映バンダイは、いわば一蓮托生である。
制作の人たちがせっせと考えたベルトのアイデアとデザイン案・ギミックを、
バンダイのネクタイしめた人たちが、販売マーケティングと変身ベルトセットの粗利計算だけで「そんなのじゃ採算がとれません」と真っ向否定。
「お前らに作品作りの何が分かるんだ!」とキレる制作スタッフたち。
そんな姿が目に浮かぶ。
いやはや、作品作りも大変なものだということで。




しかし、20歳をすぎた大人が、何をマジになってアイデアを練っているのだろうか。